質問力を飛躍させるルール
ビジネスで求められる質問の条件は、質問の目的がはっきりしていて、内容がわかりやすいことです。
こうした質問をするには、いくつか守らなければいけないポイントがあります。
@質問の準備をしっかりする
うまく質問するためには、事前準備が大事です。
できるだけ、知りたい情報、求めている情報にしぼった質問を心がけましょう。
Aわかりやすい質問を心がける
いくら質問をしても相手がそれを正しく理解できなければ、意味がありません。
こうしたことを防ぐためには、難しい専門用語を使わずお互いに理解できる言葉を使い、
質問を理解できていない時は質問を言い換えるなどの工夫が必要です。
B質問技法を使いこなす
質問には様々なテクニックがあります。テクニックばかりを暗記しても、
実際には使いこなせないものですが、最低限の質問技法とその効果については知っておきたい
ものです。
C質問に流れをつくる
いくら質問をしても一つひとつがバラバラだと相手も答えにくいものです。
質問には、簡単な質問から難しい質問へ、浅い質問から深い質問へと、
内容が深まっていくような流れをつくるようにしましょう。
ビジネスの「質問」は最低限、この四つを守ってすることが大切です。
ここがポイント!
「質問」は目的はっきり、少しテクニック、流れをしっかり。
<「質問する!」基本チェックシート>
- 質問の準備はしっかりしていますか?
- 難しい専門用語は避けていますか?
- 相手にうまく質問内容が伝わらなかった時は、言い換えてもう一度質問していますか?
- クローズ質問を知っていますか?
- オープン質問を知っていますか?
- 内容がバラバラな虫食い質問を避けていますか?
- 内容が深まっていくように意識して質問をしてますか?
- クレーム応対では質問は最小限にしていますか?
- クレーム応対では質問の前にクッション言葉をつけていますか?