敬語には「尊敬語」「謙譲語」「ていねい語」がある
敬語は以下のように三つに分かれます。
これらを正しく使い分けるのが、敬語を正しく話すことになります。
@尊敬語
尊敬語とは動作の主(相手)を高める敬語です。「AがBにおっしゃる」などのことで、
相手に敬意を払います。相手の動作に使いましょう。
A謙譲語
謙譲語は自分を低める敬語です。「AがBに申し上げる」などのことで、
Aが動作の相手であるBを相対的に高めます。この時、敬意が払われているのはBです。
自分の動作に使いましょう。
Bていねい語
ていねい語は「お洋服」や「ご連絡」といった「お・ご」や「です」「ます」のことです。
以上の三つの区別を覚えることが敬語をマスターする第一歩になります。
ビジネスでよく使う「聞く」「見る」などの言葉についてはそれぞれの尊敬語、謙譲語を
丸暗記してしまいましょう。
ここがポイント!
敬語には尊敬語、謙譲語、ていねい語がある!
<ビジネスでよく使われる敬語一覧>
尊敬語 | 謙譲語 | |
---|---|---|
する | なさる | いたす |
いる | いらっしゃる | おる |
聞く | お聞きになる | 伺う・承る |
見る | ご覧になる | 拝見する |
言う | おっしゃる | 申す・申し上げる |
会う | お会いになる | お目にかかる |
行く | いらっしゃる | 伺う・参る |
来る | お見えになる | 参る |
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