3分以内で自分を売り込む仕事術

相づち・姿勢・メモに気をつける

上司の指示・お客様の苦情・取引先の要望など、ビジネスでの「聞く」場面はいろいろありますが、
どの場面においても守るべき基本があります。まずは、次の三つをしっかりと身につけましょう。

 

 

@しっかりと相づちを打つ

 

時々、話を聞いていてもまったく相づちを打たない人がいます。
これでは相手も聞いてもらえているのか不安になってしまいます。

 

「はい」「ええ」「さようでございますか」など、相手の話にはしっかりと相づちを打つようにしましょう。
そうすることで相手は安心感・信頼感を持つことができるのです。

 

また、相づちもワンパターンではいけません。
フレーズを覚えて、実際に使っていきながら相づちのバリエーションを増やしていきましょう。

 

 

A相手と向き合って目を見て聞く

 

話を聞く時の姿勢は、まず相手と向き合うのが基本です。
どんな場合でも、相手にそっぽを向きながら話を聞くのは、マナー違反です。

 

うつむいた姿勢で相手の目を見ないのも、「自信がないのかな」「やましいことがあるのかな」など
マイナスの印象を与えます。

 

椅子に座っている時は、やや前傾姿勢を保つようにします。背もたれに背中をつけていたり、
ふんぞり返ったりしていると横柄で相手の話に興味がないかのような印象を与えてしまいます。

 

相手としっかり向き合い目を見て聞く、これが正しい「聞く」姿勢です。

 

 

Bメモを必ずとる

 

相手が上司であれ、お客様であれ、ビジネスシーンで話を聞く時は、
必ずメモをとるようにしましょう。これには主に二つの理由があります。

 

一つは、当たり前ですが、話の内容を忘れないよう記録しておくため。
もう一つは話し手に聞いているという姿勢をアピールするためです。

 

使うメモは立派なメモ帳を用意する必要はありません。A4の裏紙を四分の一に切ったもので十分です。
ポストイットを使うのも便利ですが、その分コストは高くつきます。

 

ただし、お客様の話を聞く時は、見栄えの点からも別にノートなどを用意してメモしたほうが
印象がいいでしょう。

 

 

それぞれの具体的なテクニックについては後でくわしく紹介しますが、ビジネスでの「聞く」場面では、
この三つは最低限、頭の中に置いておきたいものです。

 

 

ここがポイント!

しっかり相づち・正しい姿勢・欠かさずメモで聞き上手!

 

 

<「聞く!」基本チェックシート>

 

@前傾姿勢で相手と向き合っていますか?
A相手の目を見て、興味や関心を表情に表していますか?
B相づちをしっかり打っていますか?
C相手の話を、時折復唱して投げ返していますか?
Dしっかりとメモをとりながら聞いていますか?
E相手の心情に共感したり、同意したりしていますか?
Fあいまいな点は了解をとって質問していますか?
Gもっと詳細を聞きたい場合は、掘り下げ質問をしていますか?
H相手と話ができたことの感謝を伝えていますか?


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