ビジネスマナー研修 大全

整理・整頓で能率アップ

デキる人ほど机がきれい

 

机の上に何台ものミニカーが飾られている。
若い男性社員の机らしい。

 

その隣、机の周りをコの字で囲むように可愛らしい小さなお人形が所狭しと並んでいる。
ここは玩具メーカーの会社なのでしょうか?
いえ、普通の会社のようです。

 

一方、山をなして今にも崩れ落ちそうな書類をためた机。
文具なども乱雑に散らばったままです。

 

どうやって必要な書類を探し出すのでしょうか?
書き物はできるのでしょうか?

 

どちらもあきらかにマナー違反です。

 

職場の机は自分の部屋の机とは違います。
会社から貸与された備品です。

 

何よりも仕事を効率よくこなすためのスペースであることは言うまでもありません。
机の上を見れば、その人の仕事に取り組む姿勢や仕事の能力まで、見えてきてしまうものなのです。

 

 

ファイリングのコツ

 

机の上が乱雑な人は、総じて引き出しの中も乱雑ではないでしょうか。

 

最初は、ガラガラの引き出しの中も、いつの間にか書類が膨れあがってくるものです。
ゴミ箱状態にならないうちに、ファイリングのコツを覚えましょう。

 

フォルダーやクリアファイルを使って同じカテゴリーの書類を分類・整理し、名前をつけておきます。
書類はなるべくA4で統一するときれいに整理できます。

 

必要な書類がすぐに取り出せるよう、収納位置もよく考えて整理しておきましょう。

 

 

書類には廃棄基準を決めておく

 

年末の大掃除の折など、不要になった書類はシュレッダーにかけて処分しましょう。
あるいは、プロジェクトが終了した時点で、いったん整理するのもいいでしょう。

 

自分なりに廃棄基準を決めることがコツです。

 

 

人の事務用品は気軽に借りない

 

「ねえ、ちょっと消しゴム貸して」同僚間でよく聞かれる会話です。
たかが消しゴムですが、事務用品のなかでも最もひんぱんに使うもの。
すぐに返せばいいのですが、つい忘れてしまうこともあるでしょう。
何も消しゴムに限ったことではありません。事務用品は大切な仕事道具。

 

手元になければ相手の作業効率が落ちることを考えなければいけません。
しかも、離席中に黙って借りて返さないのはマナー違反です。
相手はどこにいったのか探しているかもしれませんよ。

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