PREP法は4つのパートに分かれる!
PREP法もホール・パート法と同じく結論を先に出す説明のテクニックです。
1つの事柄について、わかりやすくかみくだいて説明するのに向いています。
この方法では、話を結論、理由、具体例、最終結論と4つのパートに分けて説明します。
@結論
まず、「〜に関しての結論は〜です」とはじめに結論を述べます。
こうすることで、聞き手にこれから行なわれる説明の道筋を示します。
A理由
次に、冒頭に述べた結論について、「なぜならば〜だからです」とその判断の理由を示します。
B具体例
「例えば〜という事実があります」と理由の根拠となる具体例を示します。
聞き手にとっては結論、理由、裏付けとなる具体例と話がかみくだかれていくので
非常にわかりやすい展開になります。
C最終結論
「よって、〜の結論となりました」と最後にもう一度、結論を聞き手に印象づけます。
PREP法は結論からその理由、その理由の具体例と進みます。
言うなれば、結論を支える根拠がどんどん提示されていく形になるので、
聞き手を引き込みやすい方法となっています。
1つの事柄について聞き手を説得する場合に有効な方法といえます。
結論、理由、具体例、最終結論で一つの事柄をかみくだいて説明できる!
これがPREP法の使い方
<缶コーヒーAをPREP法でプレゼンする場合>
@結論
「缶コーヒーAは、商品企画としてきわめて優れたものであると考えています」
A理由
「なぜなら、女性向けの商品としてポイントとなる、デザート感覚の味、力ロリーの低さ、
缶のデザインのかわいさを兼ね備えているからです」
B具体例
「例えば、今年発売された○○社の清涼飲料Bもこうした特徴を持っており、
女性層を中心に大ヒット商品となりました」
C最終結論
「以上の事実から、この缶コーヒーAにも、大ヒットの要索があると考えてもいいのでは
ないでしょうか?」