ホール・パート法は3つのパートに分かれる!
話の構成法には様々なものがありますが、このホール・パート法は
複数の事柄を整理して説明するのに向いています。
ホール・パート法では、説明全体を結論→本論→最終結論という流れで
話を構成します。
@結論
まず導入部でこれからする説明の全体像と結論を話します。
この時「本日、お話ししたいことは3点あります」など具体的な数を示し、
「まず一つ目は…、二つ目は…、三つ目は…」と結論を先に言います。
こうすると聞き手は、これから行なわれる説明の道筋を把握することがでます。
A本論
次に本論では「まず一つ目について詳しく説明いたしますと…」と
導入で述べた結論の根拠などについて具体的に説明します。
B最終結論
最後に「以上、〜の三点により〜になります」と今までの3点の説明から
最終結論をまとめます。
こうすることで、聞き手にポイントをもう一度印象づけることができます。
ホール・パート法は、聞き手にとっても話の道筋が見えやすく、話し手も長い説明を
短く分けて説明できるので話下手な人でも使いやすい方法です。
長い説明をしなければいけない時は、ぜひいくつかのポイントに分けて、
ホール・パート法を使ってみるといいでしょう。
結論、説明、最終結論で複数の内容をきれいに説明できる!
これがホール・パート法の使い方
<缶コーヒーAをホール・パート法でプレゼンする場合>
@結論
「本日は缶コーヒーの新製品企画Aについてご説明いたします。本日お話しするのは
次の3点についてです。1つ目は昧について、2つ目は力ロリーについて、3つ目は缶の
デザインについてです」
A本論
「まず1つ目の味についてですが、甘さは控えめになっておりますが、バニラ風味のミルクが
入ったデザート感覚の缶コーヒーに仕上がっております。
次に2つ目の力ロリーについてですが、砂糖の使用量を抑えることで、当社の従来の
商品の半分になっております。
最後に缶のデザインについてですが、缶コーヒーにしては珍しくピンクを基調にした優しい
デザインにしておりまして、かなり目を引くものとなっております」
B最終結論
「以上の3点がこの商品のポイントになります。女性をターゲットにするには最適の商品で
あると考えておりますが、いかがでしょうか?」