若手の仕事は報告で締めくくる!
若手の仕事のほとんどは上司の指示・命令を受けることから始まり、
仕事の成果を報告することで終わります。
つまり、指示・命令を受けることが仕事のスタートだとすれば、報告は仕事の
ゴールとなるコミュニケーションなのです。
仕事を正しく締めくくるためにも、報告は正しい方法で行なわれなければいけません。
そこで、ここでは正しい報告の基本について紹介します。
@すみやかに
上司に頼まれた仕事が終了したら、すみやかに依頼を受けた上司に報告しましょう。
上司に催促されてから、報告するのでは遅すぎます。
上司はあなたの報告をもとに、次の仕事を考えます。
その報告が遅れると、上司は次の指示が出せず、仕事の流れそのものが滞ってしまうのです。
報告は、催促を受ける前に先手を心がけましょう。
A正確に簡潔に
報告で大切なのは、わかりやすさと正確性です。
そのためには、事実と結論をありのままに伝えることが大事です。
悪い報告は、どうしてもマイナスポイントを小さく見せようとしたり、希望的観測を付け加えたり
しがちですが、これらが上司の判断を狂わすノイズになりかねません。
上司の正確な判断を仰ぐためには、報告にはよけいなものを付け加えたり、
推測を伝えたりしないように注意しましょう。
迅速かつ正確な報告は、上司と仕事の情報を共有し、同じ目的に向かって進むための原動力です。
仕事の結果や新しい情報は一人で抱え込まず、積極的に上司に報告し指示を仰ぐのが、仕事を
活発にこなしていくコツです。
これが正しい報告のポイント!
<報告とは…>
- 若手にとって仕事の締めくくり
- 上司との情報の共有
- 職場のチームプレイの原動力
- 上司が正しい判断をできるようにする支援
<正しい報告の基本とは…>
@すみやかに(報告の遅れは仕事の流れを滞らせる)
A正確に簡潔に(報告は事実をありのままによけい判断や推測は付け加えない)
ここがポイント!
報告は素早く、正しく、簡潔に!